レオパード・クテノポマ ススズキ目・キノボリウオ科 |
標準和名 | レオパード・クテノポマ | |||
分 類 | スズキ目・キノボリウオ科・クテノポマ属 | |||
学 名 | Ctenopoma acutirostre | |||
英 名 | Spotted ctenopoma / Leopard bush fish / leopard ctenopoma / Spotted climbing perch / Spotted leaf fis | |||
分 布 | コンゴ川流域 | |||
生息環境 | 河川や池など | |||
全 長 | 15~20cm 程度 |
レオパード・クテノポマは、中央アフリカ共和国やコンゴ共和国、コンゴ民主共和国を流れるコンゴ川流域に分布する淡水魚で、キノボリウオ科に属している。 体は楕円形で側扁しているが、吻は尖っていて、頭部は三角形をしている。 口はやや上向きに開き、背びれとしりびれの基底は長く、尾びれの後ろ縁は丸い。 体色は淡い褐色のような色合いで、頭部を含め、体には多数のはっきりとした暗色の斑がある。 また、各ひれにも斑があり、全体にヒョウの模様のように見えることから名前が付けられている。 レオパード・クテノポマは流れの緩やかなところを好み、コンゴ川中央流域に多く生息している。 しかし、流れのあるキンシャサ付近の急流のすぐ下流域でも見られるほか、空気呼吸もできるので、澱んだ池のようなところにも生息している。 日中は水草や流木、岩の間などに隠れていることが多く、主に夜間に活動し、小魚や水生昆虫、甲殻類などを食べる。 獲物は、追いかけるよりも、水草などの中で待ち伏せしていて、一気に飲み込んでしまう。 また、性質は穏やかだが、同種に対しては縄張りを主張する。 詳しい繁殖の様子などは分かっていないが、水面の浮き草などに泡の巣をつくり、卵を産み付ける。 このほか、レオパード・クテノポマは観賞用に利用されることがあり、飼育下では10年以上の寿命があると言われている。 |
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